ラッキーと歩く3
2009 年 7 月 18 日ラッキーと歩く
今回は桂離宮です

桂離宮を簡単に説明すると、昔の皇族の別荘です。
ここ桂という地域は、古くは貴族の別荘地だったそうです。
現在で言うモナコやドバイみたいなものでしょうか。立ち位置的に。
平安セレブの一人である藤原道長さんも
ここ桂に別荘を拵えていたそうです。

池の周囲に通路を巡らせて
回遊しつつ鑑賞することのできる造りとなっている庭園は美しく、
日本庭園の傑作ともよばれております。
また、無駄な装飾の一切をそぎ落とし、簡素を窮めた建物もまた
見応えありです。
ところで簡素な日本建築は
一般的に「シンプル」と表現されがちですが、
果たして本当にシンプルなんだろうか、と僕は考える事があります。
主に西欧などでは、「装飾=ステータス」だった時代がありました。
一方、日本庭園の借景や茶室などは、実際に目の前にある風景よりも、
むしろその先にある
見る者のイマジネーションを自由に膨らますことに重きを置いてます。
なので敢えて無駄のない演出をしているわけです。
西欧に於いて「装飾=ステータス」時代を乗り越えて出来た
ある意味カウンターカルチャー的な(?)考え方がシンプルという概念だとすれば
「装飾=ステータス」という時代を経験していない日本建築に於いては
シンプルというコトバが当てはまらないような気がします。
などと、およそシンプルでない考えを廻らせたりします。

上の写真は今回のお気に入りの写真なのですが、
尋常ではないデザインの木です。
荒木飛呂彦先生の漫画に出てきそうな感じですね。
桂離宮を訪れる機会があれば庭園、建築様式、
そしてこのDNAのような二重螺旋の木をチェックしといて下さい。
※お知らせ
ラッキーと散歩しつつ会社付近の名所を紹介するこの『ラッキーと歩く』ですが、
今回で終了させて頂きます。
とても残念で、
とても寂しいですが。
手元に残った数枚の写真を見るたびに一寸しんみりなる今日この頃です。

















































